こんにちは🌵
メキシコで唯一日系企業が運営する医療機関サボテンファミリークリニックの日本人病院スタッフがお届けするメキシコ生活情報です。今日のテーマは「5月〜10月のメキシコの雨季に気をつけたい感染症『デング熱 』」です。メキシコにお住まいの日本人のみなさま、駐在や移住をご検討されている日本人のみなさまのお役に立てれば幸いです。
目次
1. Tacos del pastol
メキシコと言ったらタコス!!タコスにはたくさんの種類がありますが、その中でも私がおすすめなのが、パストールのタコス。

パストールとは、ケバブのように下味を付けた豚肉を、炙り焼きし外側から削ぎ落としたもの。
Al Pastolとは、羊飼い風という意味で、レバノン(イスラエル周辺)から持ち込んだものが由来のようです。
もし、パイナップルがあれば、一緒に食べてみてください。
2. Chilaquiles
メキシコの代表的な朝ごはんチラキレス。
メキシコの主食でもあるトルティーヤを揚げたものに、生クリームとソースをかけチーズをトッピングしたもの。

ソースは赤トマトを使用した赤(Rojo)、緑トマト・緑のチリを使用した緑(Verde)の2種類あります。
目玉焼きをトッピングして、できあがり。
イラプアト、ケレタロで美味しいチラキレスを食べたい方はぜひ、Chila King(チラキング)というレストランへ!
3. Tamales
メキシコのおにぎり、タマレス。
トウモロコシ粉の生地「マサ」をラードで丸め、中に味付けしたチキンなどの具を入れ、トウモロコシの皮で包んで蒸したもの。持ち運びが簡単なため、軽食・朝ごはんとして食べられています。

サボテンクリニックが位置する中央高原地帯でよく見られるものは、Rojo(赤):チキンにチレ(唐辛子)やスパイスで作った辛めのソースのもの。
Verde(緑):チキンに青唐辛子とスパイスで作ったあっさり酸味のあるソースがかかったもの。
甘い味のパイナップルやイチゴがあります。
そしてタマレスに欠かせないのが、「atole(アトレ)」という、トウモロコシ粉に水を混ぜて作るおもゆ。または、Champurrado(チャンプラード)というアトレにチョコレート味を足した飲み物。
メキシコでは、2月2日(キリスト教の伝統的な祝日)にタマレスを食べる伝統があります。
4. Elote/Esquites
とうもろこしを焼いて棒を差したものがElote。
とうもろこしの粒の部分を炊いて、容器で食べるものをEsquitesと言います。両方ともメキシコの屋台でよく見かけると思います。

日本ではあまり馴染みのない白とうもろこしを使用し、マヨネーズ・唐辛子・レモン・チーズ・バッファローやバレンティーナのようなメキシコならではのソースをかけて食べるのがメキシコ風。メキシコのジャンクフードの1つです。
まるちゃんラーメンにEsquitesをかけて食べるMarujaczonもおすすめです!
5. Pozole
メキシコの伝統的な郷土料理、ポソレ。
豚骨からしっかりダシをとったスープの中に、お肉(基本的に豚肉や鶏肉)と、大粒のもちもち食感が楽しい真っ白なひき割りトウモロコシがたっぷり入った、具だくさんのコーンスープ。
白(Blanco)、緑(Verde)、赤(Rojo)の3種類。特にメキシコの中でも、サボテンクリニックが位置する、中央高原地帯のポソレが美味しいそうです。

ポソレの歴史はとても古く、アステカ王国時代(1428年頃~1521年)には生贄に捧げた人肉ととうもろこしで作られ、貴族のみが食べることを許されたとても神聖な食べもの。
現在では、メキシコの独立記念日前夜(9月15日)に食べられています。
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