こんにちは!メキシコの日本人医療通訳常駐の日系クリニック・サボテンファミリークリニックです。
メキシコで生活を始めてから、誰しも一度は食あたり、腹痛や下痢に悩まされたことがあるのではないでしょうか?
今回は、その主な原因や対処法をご紹介したいと思います。
食あたり・食中毒は、メキシコでの食生活・水事情が主な原因!
・飲み水

日本と違い、メキシコでは水道水が飲水できるほど浄化がされていません。
一般的には、飲み水はスーパーなどでガラフォン(25L容器)を購入します。
・食べ物
メキシコ料理は、下記の食あたり・食中毒の原因となりうるものがたくさん含まれています。

原因となりうる食事
・乳製品(牛乳・クリーム・チーズなど)
・辛い物(チリ・ハバネロなど)
・刺激のあるもの(スパイスを使用した料理など)
・脂っこいもの
・赤みのお肉(牛肉・豚肉)
・魚介類
・フルーツジュース/清涼飲料水
特にバヒオ地区は沿岸部から遠いため、魚介類が新鮮ではなく、食あたりになる可能性が高くなります。
3月~8月の暑い時期は特に気を付けましょう。
また、スーパーで売られている野菜やフルーツでも、虫や土などがついたまま売られています。料理をする際は、しっかりと洗ってから使用するようにしましょう。
食あたり・食中毒の主な症状

・排便回数が非常に多い
・下痢
・腹痛
・吐き気、嘔吐
・38.5℃以上の発熱を伴う
・血便がある
上記うちどれか一つでも該当する場合は、医療機関へ受診しましょう。
メキシコで食べられる胃にやさしい食事
・よく洗った野菜を細かく切って調理したもの
・お米、うどん(日本食品店やHEB、Sorianaでも購入可能)
・鶏の胸肉(Pechuga de Pollo)
・豆乳(Leche de soya)
・アーモンドミルク(Leche de almendra)
・ココナッツミルク(Leche de coco)
下痢や嘔吐が続くと脱水症状になりやすい状態です。
十分な水分補給をし、胃腸に優しい食事を心がけましょう。
腹痛や下痢の症状は、サボテンファミリークリニックへご相談ください
メキシコに3院(レオン・イラプアト・ケレタロ)展開中の当院では、腹痛や下痢症状の診察・治療が可能です。「放っておいたら治るか」と無理せず、当院までお気軽にご相談ください。また、メキシコで食中毒や食あたりになった場合、お持ちの海外旅行保険が適用となる場合がございます。保険をお持ちの場合は、ご予約時にお申し出ください。