こんにちは🌵
メキシコで唯一日系企業が運営する医療機関サボテンファミリークリニックの日本人病院スタッフがお届けするメキシコ生活情報です。今日のテーマは「婦人科健診」です。メキシコにお住まいの日本人のみなさま、駐在や移住をご検討されている日本人のみなさまのお役に立てれば幸いです。
さて、暑い日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。
夏バテ、体調不良はサボテンファミリークリニックまでご相談ください🌵
本題ですが年に一度の婦人科健診皆さん検査されてらっしゃいますか。
一般的な婦人科検診の内容

①問診
婦人科医の診察では、過去の病歴や現在の症状について詳しく聞かれます。生理周期や不正出血、痛み、感染症などの問題があるかどうかを確認します。
☝メキシコ小話☝
今までの経験数や初体験時の年齢など日本では通常聞かれないことを聞かれることがあります。言いにくい場合などは問診票などご準備いたします。
②触診
身体に異常がある場合、対象部位の検査を行います。異常や腫れ、炎症の有無を確認し、膣の内部を観察するために器具を使用することもあります。
☝メキシコ小話☝
日本人は小柄な方が多くメキシコの拡張器具などで痛みを感じる場合があります。日本人をよく対応くださる先生は処女用の器具を選んでくださったりします。

③子宮頸部検査(子宮頸がん検診)
子宮頸部の細胞の異常を検出するために、子宮頸部擦過細胞診(パパニコラウ検査)が行われることがあります。医師は子宮頸部にスペキュラ(拡張器具)を挿入し、子宮口から細胞サンプルを採取します。問題となる細胞や所見があるときは、病理医または細胞診指導医が最終診断をし、細胞の異常があるかどうかを判定します。
☝メキシコ小話☝
サンプル採取時、歯ブラシのような物で粘膜をこすります。
この時カメラで確認できる出血に心配される方は多いですが出血量としては微々たるものです。ご安心ください。
④乳房検診
医師が乳房を触診し、しこりや異常を探します。また、マンモグラフィ(乳房X線検査)や乳房超音波検査が必要な場合もあります。
☝メキシコ小話☝
マンモグラフィ時小さいパチンコ玉を乳首にテープで張り乳首位置を確認します。40歳以上の方は対象ですのでパチンコ玉を渡されたらご自分でお貼りくださいね。

⑤必要に応じた追加検査
症状や検査結果に基づいて、追加の検査が必要になる場合があります。例えば、子宮内膜組織の異常を評価するために子宮内膜生検、子宮筋腫の評価のための超音波検査、性感染症の検査などがあります。
メキシコの検査内容が分からなかったり言葉が通じない不安から検査を先延ばしにしてしまう方もいらっしゃいますが、検査に興味がございましたらサボテンクリニックまでご相談ください。
A.K